平凡な学生が、なぜ倍率100倍以上の大手広告代理店に内定したのか?
こんにちは、ちゃにおです。
今日は就職活動について。
2017年卒の大学生は、6月から面接開始ということで、僕が就職活動をしていた時代とは大きく変わってきましたね。
今日は、
平凡な学生が、なぜ倍率100倍以上の大手広告代理店に内定したのか?
ということについて書きたいと思います。
この「平凡な学生」というのは、もちろん僕のことです。
僕がどんな学生だったかというと、週3~4でバイトして、授業はセーフな範囲でさぼって、20人くらいのサークルの役職者でしたがほぼ活動には出ず、他特別な課外活動もしてない、という学生でした。もちろん、英語もできません。
いわゆる平凡(以下?)な学生、なんじゃないかと思います。
自己PR、って言っても書くことなかったし、広告を目指す明確な理由も特になかったんですね。
で、いざ、広告業界のインターンシップに行ってみると・・・
「東大の院で〇〇を学んでいて・・」
「アメリカに7年住んでいて、こんなこと経験して・・・」
「早稲田(慶応とかも)の大きなサークルの会長で・・・」
「大学1年から編集部でインターンをしていて・・・」
「仲間と起業していて・・・」
とか、もう他の学生のスペックが半端ないんですね。
大体学歴は東大早慶上智関関同立(の院も)+よくわからない海外の大学だったりしますし、なんかわからないけどキラキラしてるんですね。
「成功していくのってこんな人たちなんだろうなぁ、自分とは全く違う人種だわ」と思っていました。
もう路傍の石とダイヤモンドとの差ですね。
だからと言って、諦めたくなかったんです。むしろ、そんな人に挑みたかった。
「そんな状態でどうやったら勝てるんろ?」
いろいろなことを学び、そんなスペックの高い人に勝つにはどうしたらいいのか考え抜いて、戦略を立て、自己PR、志望動機を伝えました。
そして、その戦略が功を奏し、ありがたいことに、今就職した会社はもちろん、他の会社でも、面接は全て通過しました。
(実は1社だけ、本当に腹が立った会社があって面接途中で帰りました)
話しは戻りますが、
平凡な学生が、なぜ倍率100倍以上の大手広告代理店に合格したのか?
ということですが、
面接官が見ている、もっと言うと、社会で必要とされる「問題解決能力」や「コミュニケーション能力」をアピールできたからと思います。
競合(他の学生)の状況を分析し、
その中で勝つために自分をどう打ち出すか(自己PR)を考え、
それを効果的に相手に伝え、人の心を動かすこと。
極端は話、そのままで光り輝いているダイヤモンド以上に、
路傍の石を魅力的に見せ伝えることができる人は、社会でも活躍できる見込みがあると思ってもらえるはずです。
良く言われる事ですが、学生時代の知識や経験だけでは、評価されません。
それどころか、そこばかり打ち出しているとネガティブに映ります。
大学時代の経験や知識なんて、社会人になってから得る経験や知識比べると、大したことないからです。
ただ、人それぞれ得意不得意もある「問題解決能力」や「コミュニケーション能力」のセンスを見ています。
その能力を、数十分の面接の時間で魅せることができれば、志望の会社に採用される可能性もグッと上がります。
まとめると、
『路傍の石を売る力は、ダイヤモンドにも勝る』
ということです。
以上、ちゃにおでした。