「もっと考えろ!」って言われるけど、考えるって何?
こんにちは、ちゃにおです。
突然ですが
「もっと考えて!」
と、言われた経験、もしくは人に言った経験、ありませんか?
- 仕事のミスで、上司に叱られているとき
- しっかりしていなくて、妻から怒られたとき
- もやもやと、何かを悩んでいるとき
「そうですね、すいません・・・」といって、その場はやりすごせるけど
「考えるって、どうやったら出来んだよ!」というのが本音でもありました。
僕自身、こんな感じで「考えが足りない」と言われた経験が多く、「自分は考える力がないから、考えられる頭のいい人とは違うんだよ・・・」とひねくれてた気持ちになったことがあります。
だけどふと、「あれ、確かに・・・考えるって、何なんだろう?」と興味が湧き、”考える、について考える”ようになりました。
そんな僕でしたが、それから約2年がたった、今
先日の人事評価では、ある偉い方から「ちゃにお君は、深く考えられる才能がある」と褒めて頂きました。以前より、少しは考えられるようになったんだ、と確かに実感しています。
ただその一方で、
新入社員に対して「考える力が弱いなぁ」と思ったときに、この「考える」について、指導をすることに苦戦しています。
「考える」について、簡単に伝えることが難しかったんです。
これはもしかしたら、私に「もっと考えろ!」と言っていた上司も同じように苦労したのではないか、と思いました。
またもしかしたら、多くの人が「考える」についてちゃんと説明できないのかもしれません。
後輩に「考える」って説明するときにどうしたらいいか・・・
それらしい本を探してみよう、と思ったのですが、
「まずは自分の頭で、考えるについてどう説明すればいいか、自分なりに考えてまとめてみよう」と思い、ブログを久しぶりに書くことにしました。
これから、この「考える力」について、いくつか記事を書いていこうと思います。
あなたは
「考える」ってなんだとおもいますか?
「もっと考えて」の代わりに、なんといいますか?
以上、ちゃにおでした。
平凡な学生が、なぜ倍率100倍以上の大手広告代理店に内定したのか?
こんにちは、ちゃにおです。
今日は就職活動について。
2017年卒の大学生は、6月から面接開始ということで、僕が就職活動をしていた時代とは大きく変わってきましたね。
今日は、
平凡な学生が、なぜ倍率100倍以上の大手広告代理店に内定したのか?
ということについて書きたいと思います。
この「平凡な学生」というのは、もちろん僕のことです。
僕がどんな学生だったかというと、週3~4でバイトして、授業はセーフな範囲でさぼって、20人くらいのサークルの役職者でしたがほぼ活動には出ず、他特別な課外活動もしてない、という学生でした。もちろん、英語もできません。
いわゆる平凡(以下?)な学生、なんじゃないかと思います。
自己PR、って言っても書くことなかったし、広告を目指す明確な理由も特になかったんですね。
で、いざ、広告業界のインターンシップに行ってみると・・・
「東大の院で〇〇を学んでいて・・」
「アメリカに7年住んでいて、こんなこと経験して・・・」
「早稲田(慶応とかも)の大きなサークルの会長で・・・」
「大学1年から編集部でインターンをしていて・・・」
「仲間と起業していて・・・」
とか、もう他の学生のスペックが半端ないんですね。
大体学歴は東大早慶上智関関同立(の院も)+よくわからない海外の大学だったりしますし、なんかわからないけどキラキラしてるんですね。
「成功していくのってこんな人たちなんだろうなぁ、自分とは全く違う人種だわ」と思っていました。
もう路傍の石とダイヤモンドとの差ですね。
だからと言って、諦めたくなかったんです。むしろ、そんな人に挑みたかった。
「そんな状態でどうやったら勝てるんろ?」
いろいろなことを学び、そんなスペックの高い人に勝つにはどうしたらいいのか考え抜いて、戦略を立て、自己PR、志望動機を伝えました。
そして、その戦略が功を奏し、ありがたいことに、今就職した会社はもちろん、他の会社でも、面接は全て通過しました。
(実は1社だけ、本当に腹が立った会社があって面接途中で帰りました)
話しは戻りますが、
平凡な学生が、なぜ倍率100倍以上の大手広告代理店に合格したのか?
ということですが、
面接官が見ている、もっと言うと、社会で必要とされる「問題解決能力」や「コミュニケーション能力」をアピールできたからと思います。
競合(他の学生)の状況を分析し、
その中で勝つために自分をどう打ち出すか(自己PR)を考え、
それを効果的に相手に伝え、人の心を動かすこと。
極端は話、そのままで光り輝いているダイヤモンド以上に、
路傍の石を魅力的に見せ伝えることができる人は、社会でも活躍できる見込みがあると思ってもらえるはずです。
良く言われる事ですが、学生時代の知識や経験だけでは、評価されません。
それどころか、そこばかり打ち出しているとネガティブに映ります。
大学時代の経験や知識なんて、社会人になってから得る経験や知識比べると、大したことないからです。
ただ、人それぞれ得意不得意もある「問題解決能力」や「コミュニケーション能力」のセンスを見ています。
その能力を、数十分の面接の時間で魅せることができれば、志望の会社に採用される可能性もグッと上がります。
まとめると、
『路傍の石を売る力は、ダイヤモンドにも勝る』
ということです。
以上、ちゃにおでした。
今すぐ法律で規制してほしい、「打合せの質」を下げる5つのNG事項
こんにちは、ちゃにおです。
多忙を極めるこの時代。
またメールや電話でのやりとりもできる今、複数の人間を集めて、数十分~数時間、時間を拘束する「打ち合わせ」は、昔に比べると大変貴重な機会になってきました。
にもかかわらず、打合せでの生産性をどれだけ真剣に取り組んでいるでしょうか?
僕は、広告代理店という仕事柄、半分近くの時間をこの「打合せ」に費やしています。社内の人はもちろん、社外の方も含めていろいろな方と打ち合わせをします。
しかし残念ながら、その貴重な打ち合わせで、基本的なことができていないケースを目にします。
当たり前のことなのに、意外ととできていない、
打ち合わせの質を下げるNG事項について、ご紹介します。
①目的・ゴール・現状の課題があいまい
「〇〇についての打合せ」ということだけが連絡されていて、「打ち合わせのゴールと目的、今の課題ってなんですか?」と聞いても、パッと答えてもらえない時があります。
ゴールがなければ、本来はどうアプローチすべきかも定まらず、ゴールにもたどり着けないのは当たり前です。
ところが、これらが曖昧なままで、いざ打ち合わせが始まってからそれを整理し始める人がいます。もちろん、それを整理するのが打ち合わせの目的なら構いません。
しかしそうでなければ、すぐに議論に移れないばかりか、そもそも用意してきたであろう資料だって、焦点が合っていないものの可能性があります。
「今日は〇〇の打合せです。今日のゴールは〇〇を定めること。現状課題となっているのは、〇〇をどうするか、ということです。そのために、〇〇さんと〇〇さんにはこんな準備をしてもらってきています。それを発表していただいた後、課題をどう解決するか、意見をください」
など、はっきり定めて、あらかじめ皆さんに伝えておいてください。
②参加者の頭合わせができていない
参加者の中に、打合せに関する理解度が低い方がいたときは、頭合わせ(認識一致、状況共有)を事前にしておくことが必要です。でなければ、既に知っている人も含めた場でそのおとを説明しなければならず、無駄が生じるからです。
新しく途中から入ったなど理解度が低い方がいたときは、個別に頭合わせをしたり、また「全てをご理解頂く必要はないので、こういう役割で参加していただきたい」など、参加の仕方を説明しましょう。
また、資料が事前に配られている場合は、その資料を読むことも当たり前ですが必要です。(忙しさも踏まえ、読めるレベルの量の資料であることも大事ですが)
でないと、その人に説明する時間も、その人が参加している時間も、無駄な時間になります。
③話が長い
私が個人的に一番嫌いなのが、この「話が長い」人です。
結果それがそのことを伝えるに必要不可欠な長さであればいいのですが、99%の場合、話の長い人は「要点をとらえられていない人」です。本人は気づいていないのかもしれませんが、のびのびと話している間、他の人は退屈し、打ち合わせの雰囲気も悪くなっていきます。
「打合せで発言しない人は参加している価値がない」とよく言われますが、「何か話さないと判ってないと思われそう。ナメられそう」と心の底に合っているのか、少ないチャンスをつかんで話し始めたら、ずーーっと話し始める人は、「参加者の時間という価値を奪っている」と言えます。
例えば5人に向かって1分話したら、チーム全体で5分の時間を費やすほどの価値を生み出した会話だったか、常に気を付ける必要があります。できるだけ短く、わかりやすい会話は、チームへの配慮と貢献です。意図を伝える能力が必要になると思います。
④話がかみ合わない
思い込みが激しかったり、「何か言わなきゃ」という意識が強いと、相手の話をきちんと聞けず、話しがかみ合わないことがあります。
相手が話しているときは、しっかり相手の話を聞き、理解することが必要です。そして話すときに相手の表情などの様子を見ていれば「あれ、今の話伝わっていない?」と疑問を持ち、質問し、話を噛み合わせることができます。
「今なんの話をしているのか」きちんと聞き取ることが必要ですし、他の人がかみ合っていないと感じたら、言葉を選んで修正するということが必要です。
僕の場合、目上の方には「すみません、ちょっと僕が議論についていけれないかもしれないんですけど、今って何について話しているんでしたっけ?」と聞いて確認をしています。そうすると、本当に散漫な場合、改めて議題を考え直せますし、一人気づいていない人がいた場合は、他の人が僕に教える、という形で指摘することができます。
⑤ファシリテーターや決裁者が不在
議論をスムーズに進行し、時間内にゴールにたどり着けるよう進めていくのがファシリテーターです。打ち合わせ時に、「僕がファシリテーターです」とはっきり言わないまでも、今日の打合せは誰が仕切るか、ということは決めないといけません。様々な意見が出るよう話を振り、時間内に打ち合わせが終わるよう議論を収束させ、時間内に終わらせる役割が必要です。また、時間内に決まらなそうな場合は、延長するのか、持ち帰るのか、判断を仰がなければなりません。
またその判断を仰ぐのが決裁者です。もちろん明確に一人決まるわけではないのですが、最終的に「これでいきましょう」といえる人が必要です。
また後で詳しく書こうと思いますが、
打ち合わせは仕事全体の生産性を大きく左右する、非常に重要なポイントです。
それなのに、
勝負どころだと思って真剣に向き合う人が少なく、なんとなく進んでいっているように感じます。
仕事の成果のキーポイントである、打ち合わせの質を上げて、生産性を上げていきましょう。
ちゃにお
広告が、あなたの人生に対して、できること
こんにちは、ちゃにおです。
ブログを始めて、ここのところ「歓迎会や送別会の出し物」の事ばかり書いていたのですが、「あれ、俺、歓送迎会のネタ書きたいんだっけ?」と、ふと我に返りました。
今日は、広告代理店に勤めながら、なぜか「歓迎会や送別会の出し物」を書いている、僕の根っこにあるものを、書きたいと思います。
この広告、一人の幸せに“深く”貢献できたのかな
大手広告代理店に勤めて数年。徐々に自分の裁量も増え、アイディアも形にできるようになって仕事が楽しくなっていきました。
クライアントの課題に応え、よりいいコミュニケーションを創るために、連日始発電車が走りだすくらいまで、仕事をしていました。
困難を乗り越えて広告が完成し、それが世の中の多くの人に影響を与え、お得意の売上にも貢献できたときの達成感や満足感が、次の仕事へのモチベーションにもなっていました。
僕は、広告は、人の幸せに貢献できる仕事だと思っています。
何かモノやコトを得て、“欲”が満たされたとき、人は幸せを感じるのだとすれば、
そのものを得ることで、“欲”が満たされることを、必要な人に知らせてあげたり、
また同じものでも、その“魅力”を存分に感じられるようにし、得られたときの“幸福感”を高める役割があると思うからです。
広告は対面と違って、その貢献をより多くの人にしていく手段になります。
だけど。
ふとした時に思うことがありました。
『そのことを通じて、僕がどれだけ人の幸せに“深く”貢献できたんだろうか・・・』
そう考えると、自分の貢献は全体の仕事のたった一部、そして人の人生に深く影響を与えるほどのことはできていないと思ったんです。
僕自身、より多くの人に影響を与える「広告」の仕事が好きな一方で、もっと一人一人の人生に“深く”貢献していくようなことがしたい、という想いを持っていることに気が付きました。
『広告では、ひとり一人の人生に“深く”貢献することはできない・・・』
一人一人の人生と向き合うカウンセラーのような仕事だったり、何かを親身に教える先生のような仕事だったりの方が向いているのでは?と悩んだ時もありました。
しかし、考えれば考えるほど、自分自身が、何かの魅力をより引き立たせて伝える、この広告という仕事が好きですし、向いてもいる仕事だと感じ、悩んでいました。
迷った中、その答えを広告代理店の社内ではなく
志を持って起業をされている方やフリーランスの方に求めました。
そして、あることに気がづきました。
『広告のノウハウで、人生に“深く”貢献することができるはずだ』
広告が、あなたの人生に対して、できること
例えば、
「志ややりたいこと、熱意はある。だけど、どう伝えたらいいのか迷っている」という、起業家さん。
「せっかくいいものなのに、なかなか売れない厳しい状況をなんとかしたい」という、中小企業の社長さん。
「より収入を増やして、家族と旅行に言ったり、おいしいものを食べさせたい」という個人事業主さん。
「もっと自分の想いを企業にアピールして、第一志望の企業で働きたい」という、就職活動生。
「イベントを成功させて、来た人に喜んでほしい」という、結婚式準備中の方や、イベント幹事さん。
「広告代理店」で使われているような広告、マーケティングのノウハウを、それが活かされていない、もっと一人一人の人生に深く関わるところで用いることができれば。
今あるモノ・コトの魅力を最大化でき、そこから得られる喜びを最大化できるはず。
ひとり一人の人生に“深く”貢献して、
「この人に出会えて、本当に良かった」と思ってもらうことが、自分にとっての喜びだと、今感じています。
何か、自分のやっていること、事業などについて、
広告の力を活かせないか?と思ってらっしゃる方がいましたら、何かお力になれることがあるかもしれません。
興味ある方がいらっしゃいましたら、私のブログにコメント頂くなど、ご連絡下さい。
ちゃにおでした。
【アイディアまとめ】歓迎会・送別会の出し物(余興)の具体例
こんにちは、ちゃにです!
僕のBlogではこのところ、歓迎会・送別会!会社の「出し物」を成功させる方法について書いておりましたが、「具体的に何やったらいいの?」という話が上がりそうでしたので、いろいろと例を挙げてみようと思います。
前のブログでも書きましたが、企画はその『ゴールをちゃんと把握すること』や『成功させるために知るべき3つのポイント』を大事にしたうえでぜひ考えてほしいのですが、その結果「参加者を巻き込む」ことが大切です。
①巻き込み式 クイズ
クイズはてっとり早く巻き込めますし、準備も比較的簡単で、騒がしい職場からおとなしい職場まで比較的守備範囲が広いと思います。
その題材や、選択肢の設け方がカギを握りますね!例えばこんなことが考えられます。
- 主役(新人、退職者)が題材のクイズ(意外な一面、同じ誕生日の芸能人)
- その場で数名に競わせて誰が勝つか当てるゲーム(TBSオールスター感謝祭風)
- 今年あった会社の出来事をクイズにしたもの
- ある人の情報を小出しにして、誰かを当てさせる連想クイズ
- 事前アンケートをもとにしたクイズ(新人から一番怖いと言われた先輩は?等)
②参加者の印象を発表する
私が実際やったり見たりした中で盛り上がったのが、参加している人の印象を発表するものです。他の人からどう思われているか、非常に気になるのが人間というもの。
「悪いこと言われるか?」と少し心配にさせておいて、いい印象を発表したり、また特定の人はいじるというようにすると、全員が楽しく、まぁるく終わると思います。事前の準備は大変ですが、その分「ここまでやったのか!」ということでも盛り上がります。
- 『巣鴨のおば・・レディー30人に聞きました!一番イケている男性は誰!?』
- 『今日の参加者を、マンガの主人公に例えると!?』
- 『今日の参加者を、自社商品に例えると?』
インタビューをしていれば動画を撮影して流して盛り上げたり、コメントをもらっておいて褒めることに使えるようにするなどできます。また例え話では、マンガの主人公とその人の共通点(ex:熱血漢である)などを取り上げて、具体的に褒めましょう。
※もしこの場合、どう例えたら?などありましたら、ご相談ください。笑
③対戦形式のもの
対戦形式のものは、人数が多い場合、全員が参加をすることはできないのですが、チームの代表を出すようにするとチーム全体が盛り上がります。ネットで検索するといろいろなものが出ますが、私の経験と独断と偏見で、「これはおもしろい・おもしろそう」というものをいくつか挙げます。
- 二人羽織り(amazonで羽織を変えればすぐにできます)
- 絵心対決
- 哺乳瓶早飲み対決
- 激辛〇〇早食い対決
- 早食い対決
- 炭酸一気飲み対決
- ギネス記録に挑戦 ※内容は、時間や自分事できるかに注意
繰り返しになりますが、どんな企画にするか、は『ゴール』だったり、その職場の雰囲気によって決めるのがいいと思います。また当日の盛り上げ方も重要ですので、頑張ってくださいね!
以上、ちゃにでした。
歓迎会・送別会の“前”にすべき「小ワザ」3つを広告用語で紹介
こんにちは、ちゃにおです。
ここまで、
『歓迎会・送別会!会社の「出し物」を成功させる方法』ということで、その企画の考え方をご紹介してきましたが、
今回はもっと具体的なこと、歓迎会・送別会の会社の「出し物」を盛り上げる為に、会の“前”にできる『小ワザ』を、
「広告用語」を使ってご紹介したいと思います。
なぜわざわざ広告用語?まぁそれはご愛嬌ということで・・・
【必ず“ロケハン”をする】
ロケハンとは「Location hunting(ロケーション・ハンティング)」を略した言葉で、
撮影場所をあらかじめ探す、というような意味です。
あらかじめ、歓迎会・送別会の場所に行って下見をしてくる、ということは、ワザというより会社の飲み会の基本ですよね。
そこでぜひ!してほしいのは「出し物をするならどの場所で、どの方向を向いてやるのか」「音響などを使う場合は、しっかり使えるか」「お店の人に協力をしてもらえそうか」などの、出し物をやるにあたっての“シミュレーション”をして下さいね。
当日、あらぬトラブルやぐたぐた感で台無しにならないため、必ず確認しましょう。
【“ティザー”を打つこと】
ティザーとは、例えば商品の発売前に、商品の断片的な情報を伝え、興味を引くことを目的とした広告です。
歓迎会・送別会の前にも、自分が出し物をやることは知られているハズなので、話題に上ったら、出し物の情報や、今の自分の気持ちを「チラ見」させて、「なんだ!?何をするんだ!?」とワクワクさせましょう。
内容を言ってしまうとせっかく楽しみにしていた人にも申し訳ないので、例えば
歯目を外す内容なら「ちょっと恥ずかしくて仕事中言えないっす」と言ってみたり、誰を巻き込む内容なら「〇〇さんも実は関係ある・・・かもしれないっすよ?笑」と言ってみたりすると、楽しみにしてくれるし、会が始まっても温かい雰囲気で迎えてくれるようになると思います。
【“テストマーケティング”をする】
テストマーケティングとは、新商品を発売する際に、失敗したときのリスクを軽減するために、地域や期間などを限定してその製品を試験販売し、消費者の反応を実験することです。
出し物の企画も、誰にも相談せず打ち出してしまうと、誰もが気付けたはずの落とし穴に気づけない可能性があります。
同じ年齢や、少し上の「冷静な目を持って、意見を言ってくれそうな人」に概要を話してみて、アドバイスをもらってみるといいでしょう。
あまり多すぎるといけないので、1人~2人がいいかもしれません。
会の前の「下地作り」や「企画の改善」が、当日歓送迎会の出し物が盛り上がるための大事なポイントです!
ぜひ、試してみてください!
ちゃにお
歓迎会・送迎会の出し物(余興)を成功させる、3つのポイント
こんにちは、ちゃにおです。
先日の記事では、歓迎会、送別会など会社の「出し物」を成功させる方法として、
「vol.1 何がゴールなのか?をちゃ~んと把握する」ということをお伝えしましたが、
今回は、そのvol.2
「歓迎会、送別会の出し物を成功させる3つのポイント」という話です。
ポイント①ほぼ全員に「自分事化」してもらえそうか?
企画をする上で大切にすべきなのが、参加するほぼ全員に自分事化してもらえそうか?ということです。
「自分事化」をしてもらうためには、「共感」と「参加性」が必要です。
【共感】
参加するメンバーが興味を持ちやすいものにしましょう。
例えば、おじさんばかりの職場で「自分の得意な、セカオワのドラゴンナイト歌います!」といってもたぶんみんなキョトンとして、反応に困るでしょね。
あのピエロみたいな人の仮装をしても、空しくスルーされるかもしれません。
「自分にも関係あることだ」「自分も興味があることだ」と思ってもらう企画にすることが必要です。
- この回の趣旨にあっている
- 今回参加しているメンバーと共通点がある
- 誰もが知っている定番的なモノ
- 今流行っていて、誰もが知っているもの
などです。
【参加性】
実際に見ている人も、参加できるものにする、ということです。
こうすることで、企画自体の一体感が生まれます。
- チーム対抗で勝ち負けを付ける
- クイズに答えてもらう形式にする
- 一人一人を取り上げて何かするものにする
- 歌でも、拍手や合いの手が入りやすいものにする
ポイント②会の「キーマン」が喜びそうか?
広告も同じですが、尖ったコミュニケーションをするためには、「ターゲット」を定めて、その人に刺さりやすいような企画にしていく必要があります。
飲み会では、属性というよりも、「キーマン」と言ったほうがいいでしょう。
キーマンとは言い換えると、最初に設定したゴールを達成するキーになる人物のことです。
例えば
- 偉い人
- 会の主役
- 複数部署跨る会なら、各部署ごとのリーダー
などが、まずこれに当たります
また、
- 盛り上げてくれる人(騒がしい、好意的に見れくれる、いじられ役)
も、ゴールを達成するためのキーマンになるでしょう。
一人残らず全員が笑う面白い企画、ということは厳密にはできないので、このキーマンの人たちを定め、その人が盛り上がることで、結果周りも盛り上がるという構図を作っていきましょう。
キーマンとして選ぶ人数の目安ですが、あまり絞込み過ぎてしまうと、数人だけにウケる企画になり、その会全体を巻き込んで盛り上げることができない可能性があります。
また多すぎると、この後の組み立てがしづらくなるので、
10~30人くらいの会では、メンバーの1/3~1/2くらいの数をキーマンとして設定するのがいいかと思います。
※絶対的に影響力があるような人の場合は、その人中心に組み立てたほうがいいと思います。
ポイント③怒ったり、悲しんだりされなさそうか?
どんなにおもしろく盛り上がっても、ひどく怒る人や悲しんだりする人がいると
その場で嫌な雰囲気になるかもしれませんし、後日嫌な思いをするかもしれません。
私も盛り上がった宴会の中で、「この先輩は仕事中の移動時間が多すぎ」という話をしたらちょうどその日、その先輩に移動時間を有効に使うよう、偉い人からお叱りがあったらしく、一瞬いやぁな雰囲気になってしまいました。
また、準備をほどほどにしていたところ
「新しく来た人にこの部署はすごいな!って思って欲しいって行ったよね?ちょっと今の企画、普通過ぎない?」と言われたことも。
全てを把握できるわけではないですが、企画を想像したときに、気分を損ねる人はいないか、想像してみましょう。
これらがクリアされてくれば、企画が盛り上がる下地はしっかりできます。
爆笑や激しいネタ求められる職場ではなれば、十分でしょう。
企画を決める際は、ここで紹介した3つのポイントを大切にしてください!
以上、ちゃにおでした。